双子パパの「絵本読み聞かせ」覚え書き

一緒に絵本の読み聞かせを勉強しましょう!

絵本を読む速度 特に1歳〜2歳

こんばんは。
遊びに来て下さって、ありがとうございます。

「一生懸命読んでるのに、子供はちっとも聞いてくれない、腹がたつわ」

そういう思いをしたことがありませんか?僕は絵本の読み聞かせを始めた頃に何度もしました。
今夜は子供が絵本を聴きやすい読み聞かせの速度についてお話しします。

単刀直入に言うと、子供が読み聞かせを聞かないのは、読む速度が遅いのです。
今はアプリでも無料で入手できるので、メトロノームを使ってみてください。
平常時の人間の心拍数に1番近いのは50〜60ですが、普段の人間の会話はもっと速いです。だいたい80〜90くらいでしょうか?芝居の台詞で、60付近の速度で台詞を喋ると、確実に観客は寝ます。
ところが、絵本の読み聞かせをしようとなると、当然のように60付近の速度で読むお母さんが多いように見受けられます。「子供相手にはゆっくり」などの先入観で、なんの迷いもなく絵本をゆっくり読んでしまうのです。
ゆっくりどころか、子供は喋り始めるとものすごい早口です。
その頃の子供の情報処理能力は大人の何倍も優れていて、速いそうです。だから、次々興味が他に移っていきます。当時の我が家の双子のことを思い出しても、1つのものに興味を持っている時間は本当に5秒くらいしかないのではないかと思われます。
お母さんの読み聞かせを聞かないのは、次の文を聴く前に、既に興味は違う方へ向いているからです。

僕も最初の頃は当然のようにゆっくり読んでいました。当然双子はまともに聴いてくれません。挙げ句にその場から立ち上がってぬいぐるみと遊び始める始末です。僕は目の前に誰もいない状況で、大きな声でおしまいまで絵本を読みました。
1歳半になった頃でしょうか?我が家の双子は「BabyPark」という幼児教室に通い始めました。そこで、絵本の読み聞かせは速い速度で読むことを習い、目からウロコでした。今まで途中で聞かなくなっていた絵本を、最後まで喜んで聴くようになりました。小さな子供の集中力を持続させる為には、子供が次のものに興味が移る前に、次の文章にどんどん進んでいく必要があるのです。
では、実際どのくらいの速さで読めば良いのかというと、色々試した結果、120くらいの速さで読むのが良いようです。速く読むことによって、自然と読む声のトーンも上がり、読み聞かせが活き活きとしてきます。ゆっくり読んでしまうと、のっぺりとした読み聞かせになってしまうのです。
まずは読み聞かせのスピードを上げてみてください。きっと楽しく聴いてくれるようになると思いますよ。
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